ブランディングを始める前に知っておくべき4つのこと

ブランディング

企業活動にとってブランディングが必要と様々なところで言われていますがまだまだ世の中にはブランドという本来の意味が浸透していない様に思います
ブランドって高級品とかのことではないの?ブランディングとかって大手がやるものじゃない?この様な考え方が世間一般だと思います
そもそもブランディングって具体的に何なのと思われている方も多いのではないでしょうか
ここではブランディングについて少しでも知ってもうためにブランディングの重要性を効果を再認識し少しでもブランディングの前提知識として知っていただければと思っております

1. そもそもブランディングとは?

ブランドとは?

ブランディングの話をする前にブランドとは何かについて簡単に説明します ブランドとは何かというと簡単に言えばその物が本来もつ魅力をらしさとして感じてもらうことを指します 消費者の頭の中にこういうときはこれを買おうといった思考との結びつきが起きたときブランドとして認められている事になります この様な状態まで消費者に感じてもらうことができた時商品や企業として大きなベネフィットとなります

ブランディングとは?

ブランディングとは一言で表せばブランドを構築するまたはブランド力を向上させる活動のことです
このことを踏まえサービス商品パッケージWebサイトロゴ名刺店舗レイアウトなどすべてについて関連したアウトプットを行っていくこの積み重ね一つ一つがブランディングにとって重要となります
例えば洋服を販売している会社があったとしてメインに扱う商品が可愛くポップな洋服を販売していたとしますでも会社のWebサイトはモダンでクールだったらどうでしょうか 可愛くポップな洋服を買ったお客様が他にはどんな洋服があるんだろう?と興味をもちWebサイトを見たときモダンでクールなサイトを見てどう思うでしょうか恐らくなんとなく違和感を覚えると思います

2. ブランディングによるメリット

社内でブランディングの試みを行った事はあるけど何となく消えてしまった ブランディングによってどんなメリットがあるか明確でないけどとりあえずやっている そもそもビジネスに対してどう役立つの?という疑問を持っている方もいらっしゃると思います では企業やビジネスとしてどのようなメリットがあるのか挙げていきます

収益の増加

例えばみなさんが車を購入する際にデザインは全く同じで機能的にもほぼ同等の車があったとしますこの2台の車は知らない会社のA車BMWのB車です 値段はA車が450万円B車は470万円だとした時どちらを購入するでしょう?大きい買い物だし車の安全性なども考えた場合BMWの方が有名だし信頼もあるからBMWにしよう または両方の車を調べていたらBMWのコンセプトメッセージに心惹かれて所有するワクワクを感じてきたと思う人も多いのではないでしょうか? 所有することに対する喜びと機能や安全性という意味で信頼を持てるという考えからです また購入後のサポートが充実していたりすることでさらなる信頼を得ることができているのだと想います このように顧客満足度ブランドに対する愛着が増える事で安定的かつ継続的な収益が見込めます

  • 顧客満足度が向上することで競合する他社との比較が弱まり安易な価格対応は不要になる
  • ブランドに対する愛着が増す事で顧客との継続的な取引関係を持つことができる例:車買い替えの際はまたBMWの車を選ぼう
  • 顧客からの評判が高くなることで新規顧客獲得に対するアプローチのコストが減る

価格競争からの脱却

既に述べているがブランド価値が高くなれば価格競争からの脱却が可能になります 競合他社との差別化顧客満足の向上ブランドに対する愛着は顧客の高い信頼を得て尚且つ一貫したブランディングの上で成り立ちます この様な状況で自社設定価格に自身が持てれば安易な価格対応は不要になり顧客への説得力も高まります 結果として価格を下げて顧客に振り向いてもらうという事が必要ではなくなります

コストの削減

顧客獲得にはどこの企業も苦労している分野なのではないでしょうか? またそれに伴い顧客獲得に向けて多くの支出も行われているのではないでしょうか?

ブランド価値が創った顧客満足は評判となって多くの人に広がり新しい顧客を生み出します ブランドに対する愛着は顧客との継続的な関係を持つことができます このようにブランド価値の向上は顧客獲得に対して大きな手助けを行うので苦労して顧客獲得に手間をかける必要性がなくなります 結果的に顧客獲得に対するコスト投下が減ることとなるのでコスト削減につながるのです

雇用の安定化

ネームバリューのある企業という言葉があるようにブランド価値が高い企業は人材の獲得でも安定化します このように認知度が高くなれば企業に興味を持ち入社したいという人材も多くなると思います 多くの人が応募してくるとなれば必然的に優秀な人材も集まるでしょう このように新規に入社を希望してくる人が多くなるという点で雇用の安定化が見込めるのです

他のケースとして入社した社員がすぐに退社してしまった事などはないでしょうか?
このような事が起きる原因は企業と社員の方針の食い違いであることが挙げられます 企業の方向性がその社員とは食い違ってしまっていたケースに当てはまります その社員が入社する際に思い描いていた企業像と入社してからの企業像に相違があったから起きてしまったのではないでしょうか一概にこれだけとは言えません

ブランドとして強いメッセージ力がある企業は採用を通して自社のブランドを理解させ入社後も徹底してブランドの浸透を図る取り組みを行っています これらの取り組みを通して入社する人材と企業との食い違いが発生する可能性が低いため社員が継続して働いてくれるようになります 企業理念やビジョンミッションなど企業としての方向性を社員に浸透させる事などが社内におけるブランドの浸透といえます

3. ブランディングをしないとどうなるのか

ブランディングを行っていない企業がどうなるかというと簡単に言えば2. ブランディングによるメリットに書いたことと逆なことが起こるといって良いでしょう まず価格の値下げを行うことで他の企業と差別化を行おうとします価格を下げるということはそれだけコスト削減・効率化が求められます 結果として品質の低下や広告費の削減を行うこととなり既存顧客の流出や新規顧客の獲得力が弱くなります これが連続して価格競争による差別化を行わざる得ない状況となってしまいます

雇用という面ではどうでしょうか? 当然ですがブランド価値が低い企業ではブランド価値が高い企業と比べて入社希望者が少ないと思います 人数が少なければ当然優秀な人材が集まる可能性も低くなります 入社後もブランディングを行っていない企業では社員が仕事に対する意味ややりがいを感じられない状況が起きてしまいます やりがいが感じられなければ社内の雰囲気や仕事の質にも影響を及ぼします 打ち合わせにきたお客様が社内のどんよりした雰囲気を見てどう思うでしょうか? 仕事の質が下がれば当然アウトプットとして出来上がるものもそれ相応のものとなってしまいます

この様な積み重ねが企業にとって大きなブランド価値の損失となり得ます ブランド価値の低下は利益率の低下につながるのではないでしょうか

4. ブランディングの先にあるもの

ここまでブランドやブランディングと多くの言葉を使ってきましたがブランド価値を上げる事やブランディング自体が目的ではないということです ブランディングにより何を成し遂げたいのかブランディングの先に何を見据えて何を達成したいのか?

例えば誰に対してのブランド価値を向上したいのかによっても話は変わります 顧客に対してブランド価値を向上させたいのであれば顧客とのタッチポイントで一貫したイメージやサービスの提供を行います さらに他の企業にはない独自の良さを持っているサービス展開があり差別化を行っている他の企業よりもターゲットを絞った視点でより細かい要望を満たしている このような取り組みにより最終的に何を求めているのでしょうか?

企業として純粋に顧客に求めるものは売上ですブランディングによって顧客に最終的に求めるものは売上であることを忘れてはいけません

社内に対するブランド価値を向上させたいのであれば経営理念ビジョンミッションの浸透化を行うためクレドカードなどにより自社の方向性を明言し社内の一体感を向上させる 社員がかっこいいと思うロゴやWebサイトのデザインにしたりオフィスのデザインを変えたりします細かい所でいえば封筒や名刺等にも統一感を持たせることで社内に限らず社外に対してもブランディングが行えます 社内に対するブランディングは社員のモチベーションアップ製品やサービスの品質向上社員のブランド行動による企業文化の構築など様々な効果があります 結果的に社内のブランド価値向上は顧客に対するブランド価値向上につながると考えられます

まとめ

ブランディングについての概要を取り上げました まだブランディングについて知らない人には少しでも興味や関心を持ってもらいこれからブランディングを始めようとする方には少しでも参考になれば幸いです

阿部 憲太朗
by阿部 憲太朗

1986年3月5日生まれ。IT系ベンチャーでシステム開発や提案営業後、NextConnect inc.設立。コネも何もない状態から銀行システム開発やWeb開発など案件に携わる。2016年からはWebブランディングに力を注ぎ、Webプロデュースとクリエイティブディレクション、デザイン、システム開発をやっています。

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